物販について学びたい。
『ネット上の情報ではなく、紙ベースの本で学びたい』
こういった、ご要望があるのではないでしょうか?
個人がネットで発信している文章は、本と比べて編集、校正、校閲がされていません。
また、本として出版するときは、データの引用元を参考文献という形で記していますが、ネットの場合はそこら辺が曖昧です。
一度腰を下ろして、じっくりと本のページを1ページ1ページめくってみたいという方もいらっしゃるでしょう。
私も本が好きなのでとても共感します!
今回は、読書好き・物販好きな私が、『特におすすめの物販が学べる本、厳選3冊』をご紹介したいと思います。
本記事の内容
・おすすめの本 3冊
・番外編 2冊
おすすめの本 3冊
実際に数冊、物販に関する本を読み終わりました。
そこで、私がためになったなぁと思う本を、今回はご紹介したいと思います。
ちなみにちょっと怪しげな(もっと言ってしまうと詐欺的な)本も結構たくさんあります。
そのような本は紹介していませんのでご安心を。
道徳的に、どうなんだろうとモヤモヤでいっぱいになってしまった、という失敗談がありました。
今回ご紹介する本は以下の3冊です。
その①
いちばん儲かる!Amazon輸入ビジネスの極意 [ 竹内亮介 ] 価格:1,870円 |
その②
【中古】世界一やさしい Amazon せどりの教科書 1年生 価格:765円 |
その③
もっと 世界一やさしい Amazonせどりの教科書 1年生 [ クラスター長谷川 ] 価格:1,738円 |
その①:
「いちばん儲かる! Amazon輸入ビジネスの極意」
この本は、Amazonアメリカで買って、Amazon日本で売る方法が事細かに書かれています。
最初にご紹介する本が、海外を巻き込む本で、ちょっとハードルが高くて恐縮ですが、説明が丁寧にされているので、とても分かりやすいです。
輸入なんて難しいだろうなと思っていたけれど、図や写真、実際の数値なども使って詳しく説明されていて、先入観で抱いていた「難しそう」という壁を越えさせてくれます。
自分もAmazonアメリカのアカウントをすぐに開設できました。
例えば、レゴなんかは、説明書に言葉の表示がない商品です。
それなので、近所のイオンで買っても、Amazonアメリカで買っても基本的に表記に差がない商品ということになります。
(一部、外箱に日本語が使われている特殊な形式のレゴもあります。しかし、イオンでもAmazonアメリカでも、外箱に書いてある文字は英語という認識でほとんど問題ないかと思います)
ならば、仕入れてみよう!
そう思って、クリスマス前の11月にレゴを仕入れようと計画しています。
試しに、レゴでどれくらい出品者がいるのかなと思って、「レゴ(LEGO) スーパーマリオ レゴ(R)マリオ と ぼうけんのはじまり 〜 スターターセット 71360」を見に行ったら、207人ものセラーさんがいました。
(2020年12月14日調べ。)
なかなか人数は多いので、値段とか回転速度とか、ある程度予想してやっていかないといけないな、とは思います。
この値段や回転速度に関する知識も、この本では作者の考えを学るので、とても良かったです。
これを読むと、「やってみたい!」と思う気持ちが大きくなります。
”読むことでモチベーションが上がる本”なので、力尽きそうになっている時にもオススメです!
その②③:
クラスター長谷川さんの本
次の2冊は、同じ著者が書いた本。
第一弾が2015年、第二弾(改訂版)が2019年に発売されたものです。
なんの商品を仕入れていいか途方に暮れていた私に、商品の例を詳しく提示してくれて、とても参考になりました。
1冊目は店舗仕入れ多め、2冊目は電脳仕入れ多めな内容。
店舗があまり関係ないという人は、2冊目から読んでもとても参考になると思います。
どういう点が参考になるかと言えば、1番目は先ほども書いた「仕入れることができる商品」の具体例と利益計算についてです。
その時点での商品だから関係ないんじゃ、と思うかもしれないけれど、そのブランドやメーカーの製品は、ずっと愛され続けることが多いので、今でも参考になります。
そして、2番目は「価格」に関する考え方。
最低でもこの利益率がないと買ってはいけない、価格を変更するタイミング、などが学べます。
3番目は「どの店舗にいつ行けばいいのか、電脳仕入れの場合、検索用語はどのような言葉を選定すると安い商品が出てくるか」という考え方に触れることができるのがいいです。
この本に載っていることは、他の本にはあまり書かれていない内容が多い気がします。
クラスター長谷川さんは、結構際どい話までこの本の中で公開してくれているので、そこがすごく有益だなと思うんです。
ただし、この本ではモノレートの説明があるのだけど、モノレートは2020年6月に閉鎖されたので、その部分は参考程度で読み飛ばしちゃっても大丈夫です。
その替りのツールについては、このブログでも紹介しているのでよかったらご参考に。
(URLは最後に貼り付けておきます)
以上、3冊のご紹介でした。
この3冊を読むと、読んだ直後はすごく出来る気になるのですが、いざやる段階になると、あれれ~ということも多いので、購入して繰り返し読みます。
そして、参考にしながら自分のノウハウを蓄積していく、という方法がgoodです。
でも、何にもない0の自分がここまでできるようになったのは、自分よりも経験が豊富なこの著者たちの考え方に触れることができたから、という部分が大きいです。
最初は怖いことが多くて。
お金を使うのも怖い、商品を売りに出すことも怖い、商品が売れ残ることも怖いという状況だったのですが、それよりももっと別のところに物販の面白さやお金を稼ぐことの喜びがあって、それを目指してもいいんだと思えるところがいいです。
また、売れるという経験を積んでいない状態では、どうしてもネガティブになりがちだけれど、経験を積んている人はこういった心構えで臨んでいるということが分かれば、気持ちも強く持てます。
この2人の著者に関しては、真面目な感じが分かって、最初に物販をやろうとした時の努力なども透けて見えるので、共感できます。
番外編 2冊
続いて、番外編も設けました。
仕事全般に関する本もご紹介します。
仕事のやる気が出る本
価格:1,430円 |
この本は物語調で進んでいくのだけど、成功するにはどうしたらいいかが分かりやすく綴られています。
この表紙にもあるように、マックスというおじさんのキャラクターが本当にいい!
成功しているにも関わらずおちゃめで、すごく愛らしくて、懐が深くて、どんどん読み進めることができます。
形式としては、「嫌われる勇気」のように知識がある人が、若者へ教えを説くというもの。
ビジネスは、未来が完璧に予想できないものだから、絶対に売れるとは言えない。
けれど、売れるためには改善しながら何度も挑戦していくことが一番大事だということを教えてくれます。
はっきり言って、稼げている人は運というものも持ち合わせた人だと思います。
でも、その運を手に入れるためには、何度も成功するまで挑戦を繰り返す必要があることが分かる本です。
次の本は、転売についての本です。
物販を正当化してくれる本
不道徳な経済学 転売屋は社会に役立つ (ハヤカワ文庫NF) [ ウォルター・ブロック ] 価格:1,056円 |
この本は、政治哲学のリバタリアンの考え方で言うと、転売は悪ではなく、むしろ社会のためになっている、という結論に達する本です。
リバタリアンとか、リベラルとか、功利主義とか、アメリカには日本にない政治哲学の考え方の枠組みがあって、リバタリアンで考えると転売屋は正義ということになる。
哲学なので、まぁ色んな角度からああでもないこうでもないと考えまくるんだけれど、その中に転売屋の話が出てくるのが面白いです。
話は変わりますが、こういったアメリカンな考え方以外にも、ホリエモンが転売に賛成の旗を挙げているということも興味深いです。
「堀江貴文 転売」で検索してみると、ホリエモンチャンネルvol.840のYoutubeが出てきて、転売を認めた方が市場が活性化するという発言をされています。
また、船原徹雄さんという、Youtubeやブログで転売についての情報を発信されている方がいるんですが、この方の著書に、ホリエモンが絶賛のコメント帯を書いているということも、転売について賛成意見であるということが伺えます。
この人が言ったからこの現象は正しいとは一概には言えませんが、それでも近未来を予想する能力に長けた、影響力がある方(堀江貴文氏)が、転売を肯定しているというのは、物販を行っている者としては、唸ります。
読書は最高
よく、有名なCEOの方は読書を習慣にしている方が多い、という話を聞きます。
忙しい方も多いかと思いますが、読書の経験は、自分を形作る大きな栄養になります。
ノウハウだけではなく、考え方やモチベーションなどを学ぶことで、その後の人生にいい影響を与えてくれると信じています。
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モノレートの代替ツールを紹介している記事
>>>拡張機能を使って、より効果的にリサーチする方法【物販での無料ツールについて】
>>>【Amazonでの出品は 実は簡単】メリットや手数料について解説